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リアブレーキフローティングキット

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こんにちわ。

FAM本です。

今日はリアブレーキフローティングキットの働きを説明します。

ノーマルのリアブレーキはスイングアームの先端に回り止めが付いてあり、その回り止めにブレーキを掛けた時のキャリパーの力が掛かってきます。
そうすると、テコの原理で

力点 = スイングアームの先端
支点 = スイングアームのピボット部
作用点 = リアサスペンション

となりスイングアームの長さ分ブレーキの力がサスペンションの動きに影響が出てきます。

そこでリアブレーキフローティングキットに変更すると

力点 = フレームなどトルクロッドの根元
支点 = フレームなど
作用点 = フレームなど

となり力点がスイングアームとは関係無い場所に移動しますので、リアサスペンションに与える影響が軽減されます。

そうするとブレーキング時に車体の挙動が安定し易くなります。

一度お試しあれ。